大阪府東大阪市のN様から、愛車であるダイハツ・タントの左側面板金塗装に関するご相談を承りました。
N様は、コインパーキングの枠の低いポールにうっかりと気づかず巻き込んでしまったそうです。
色々と修理方法の御提案をさせて頂いた結果今回は出来るだけ再使用出来る物は修理でという方向性で修理する事となりました。
今回の作業内容は、左側面ドアとステップとリヤフェンダーのへこみ修理及び塗装。サイドスポイラーは塗装済みの部品が有りますし金額を考えますと交換の方が妥当だと考え交換致します。ドア及びステップは損傷の具合が大きいですが技術力で修理していきたいと思います。それでは早速掛かって行きたいと思います。
今回の作業は裏からアクセスできない部分ですので表側より特殊なパーツを溶着させ引き作業を行っています。強く引きすぎるとちぎれてしまいますしギリギリの引き具合を判断しハンマーにてならしていき板金修理を行いました。ドア部分も画像では分かりにくいですが内側まで損傷が有りかなり難易度の高い作業となっています。
このようなダメージは見た目だけでなく、車両の価値にも影響するため、迅速かつ丁寧な対応が求められます。ステップパネル及びリヤフェンダーを交換してしまうと交換歴が付いてしまい査定が変わる場合も有りますのでその辺も考慮し作業致しました。
板金を行ったドアとステップをさらに平滑に仕上げる為パテにて処理します。今回内部まで損傷があった為ドアを外し隙間と段差のチェックを行いキッチリと内部まで修正し仕上げました。新品のサイドスポイラーも仮合わせしていますのでこちらの隙間もバッチリです。
パテ処理したドアとステップ部をサフェーサー処理します。いつもながらの紹介ですがこの中でもご紹介出来ていない作業が数多くありそれらの作業をキッチリとこなすことにより後々のツヤ引けや錆等のトラブルを出来るだけ出にくくするという効果があります。正直工程を飛ばし早く作業を終えてもその時点では最終の仕上がり時にはさほど差は無いかもしてませんが数カ月1年たってみるとこのような症状が出てくる場合が多くあるように思われます。当店ではお客様と長くお付き合いする為に目先の事だけでなく先の事を考えて作業させて頂いております。
塗装ブースにてまずドアを閉めると色が掛からない内部の部分を塗装します。この後十分乾燥後ドアを取り付けドアハンドルなどを分解し塗装します。今回下地の範囲が大きくなりグラデーション塗装の範囲が少なかったのですが何とかリヤドア内で納める事ができ細かく済ませることが出来ました。
各部組み付け作業を終え磨き作業を行い完成致しました。今回結構難易度の高い修理作業でしたがドア、ステップとも板金修理する事で修理金額を圧縮する事が出来ました。交換するとかなり金額がかさみなおかつ溶接パネルを交換したという履歴が付くため査定の時にも差が出る可能性が御座います。おそらくディーラー様では鈑金では無く交換になるかと思われます。当店ではこういった板金での作業などその他色々なご提案をさせて頂けます。作業する者が直接ご相談お見積りをする為仕上がりイメージをあいまいではなく具体的にお知らせする事が出来ます。又お気軽にお問合せ下さいませ。
今回の板金塗装修理金額 (サイドスポイラーなど新品部品代含む)¥150,000~
修理日数 7日程度
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