お客様がパーキングに駐車中前に止まっていたトラックがサイドブレーキの引き忘れでトラックの後部でお車の丁度真ん中の部分をぶつけて激しく凹んでしまっています。お客様は乗車していなかったそうですがもし乗っておられたらめちゃくちゃ怖かったのではないでしょうか?今回は相手方の保険を使用しての修理となります。では早速損傷の波及を確認して行きたいと思います。
ボンネットが全体的に押されているのでそれに伴い隣接するフェンダーの干渉してしまっています。その他バンパーのグリルにも傷が有りこれも交換が必要です。では早速掛かって行きたいと思います。
フロントバンパーと左右のフロントフェンダーを外します。内部の骨格部分はやはり変形しており画像の2枚目は丁度ボンネットヒンジの取付部でボンネットが押されることにより土台のこの部分もかなり押し込まれ損傷していました。
歪んでしまっている国骨格部分を寸法通りに修正します。ここでいい加減な修正をしてしまうと「パネルがキッチリと付かない」とか「ヘッドライトの光軸が出ない」などの不都合が出ます。当たり前ですが当店ではキッチリと修正し各部品の隙間も元通りになるように復元します。
交換する新品のパーツをサフェーサー処理を行い裏側を内板色通りに塗装を行います。画像のムラと透けの状態は新車時の内板色を再現しこのように塗装しています。
塗装ブースにて左右フロントフェンダーとボンネットの表側を塗装します。クリヤー塗装時も軽自動車特有の肌になるよう塗装ガンの設定や溶剤の量なども調整し塗り上げました。
各部品を組み付け後スキャンツールを使用しエラーコードの確認と消込作業を行います。今回フロント廻りの部品の脱着、交換に伴い画像のようなソナー系のエラー(フロントバンパーに4個ソナーが付いています)が出ており消込作業を行いました。今回メーターのインフォメーションにはエラーの案内が出ておらず解らない為このようなスキャンツールが無いとエラーがそのまま残ってしまいます。当店ではこのような作業時には必ずチェックを行い消込を行います。
各部組み付け点検作業を行い完成致しました。今回相手方の保険を使用し現状復帰の方法で作業しましたのですべて新品で交換しましたが場合によりリサイクルパーツの使用や板金修理を行う方法もご提案させて頂きますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。
今回の修理日数 7日程度
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