お客様が駐車場に止めている時に相手方の車にバックで追突されフロント廻りが凹んでしまっています。今回は相手側の対物保険にて修理して行きたいと思います。見た感じではボンネットが凹んでおり交換程度で済むと思うのですが内部はどうなっているのでしょうか?早速掛かって行きたいと思います。
ボンネットを開け上からのぞいてみるとラジエターとクーラーコンデンサーも変形してしまっています。外側からは見えなかったですが結構な損傷になっています。その他取付部位等にも変形損傷が有り板金修正が必要です。
損傷しているラジエターとクーラーコンデンサーを外します。取付部にも損傷が有り修正しました。
フロントバンパーが押されて取付部の骨格部位にも損傷が有りこの部分も寸法通り鈑金修正します。
外から判断できたラジエターとクーラーコンデンサーを交換します。後今回ラジエターの裏のカバーとモーター、ファンも接触傷が有りましたので同時に交換致しました。修理後に「ファンモーターが回らなくなりオーバーヒートした」と言う事にならないよう想定出来る物はすべて交換します。
塗装ブースにて新品部品のボンネットをシーラー処理、サフェーサー処理を行い調合した塗料のホワイトを塗装します。今回商用車のお車でクリヤー塗装していない仕様ですので現車の通り白色の1コート仕上げで塗装しました。クリヤーコートされていないお車にクリヤーコートで仕上げてしまうとその部分だけ変にピカピカになってしまいバランスが悪くなってしまいます。当店ではお車によってこういった細かい仕様を使い分け作業しています。
各部取付ラジエターの不凍液注入、真空引きクーラーガス充填、ヘッドライトの光軸調整、塗装部の磨き作業を行い完成致しました。冒頭にも書きましたが今回相手の対物保険を使用しましたので現状復帰の修理方法で直しております。外してみないと解らない部分もすべて新品にて交換しております。場合によりリサイクル部品の使用や板金修理にて対応など色々な修理方法の御提案もさせて頂きますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。
今回の修理日数 7日程度
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