ラックに引っ掛けていた所うっかりこかしてしまいフレーム部に傷と層間剥離してしまいカーボンの下地が見えてしまっています。
画像ではわかりにくいですがクラック部の1cm位上側にも塗装割れが有りここも修正が必要です。
密着の点で不安なところが有りますが早速掛かって行きたいと思います。
塗装の剥がれた所とクラック部分の塗装を削り取り下地処理後エポキシ接着剤で補修します。
色々と考えた結果通常のパテだと密着力が劣る為食いつきの良い2液エポキシ接着剤を使用しました。
エポキシ接着剤で補修した余分な部分を研磨しパテにて修正します。
本来ならもう少し大きく補修するのですが塗装範囲が大きくなるので最小限で行いました。
この後パテを削り次の工程に移ります。
パテ処理後サフェーサーにて処理します。
今回塗色がレッドで色の染まりが悪い為染まりやすくする為をホワイト系のサフェーサーで処理しました。
今回センター部のフレームの補修塗装なのですが補修部の付近に2枚目の画像のデカールが有りこのまま塗装してしまうと白のデカール部分に赤の色が付着してしまいます。
付着しない様にマスキングテープで切り抜き処理しています。(緑色のテープにてマスキングしています。)
塗装ブースにてまずレッドの塗装を行いセッティング後デカール部分とストライプ部のマスキングテープを剥がしセンターフレーム部を全体にクリヤーコートしました。
画像の状態はクリヤーコート後の状態です。
デカール部は元々貼り付け後にクリヤーコートしていますので元と同じ工程にて行いました。
塗装部を磨き作業し完成致しました。
今回塗装の層間剥離が思いのほかひどかったのですがエポキシ接着剤にて補修する事が出来ました。
デカールのロゴとフレーム下部のストライプのマスキング処理等もあり結構手間の掛かる作業になりましたが画像のように解らなく修理する事が出来ました。
ロードバイクの場合今回のような補修処理やマスキングの難易度など画像等では判断できない部分が多くあります。
修理の可不可とお見積もりは基本的には現物を見ての判断とさせて頂いております。
修理金額の目安 1カ所¥22,000~
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