90系ヴォクシィのお車の左リヤドア、リヤフェンダー部を狭い道の行違いにより壁にて擦ってしまったそうです。丁度スライドドアの後ろ部分よりリヤフェンダーの前部分が結構凹んでおりその流れで後ろ部分まで凹んでしまっています。色々と修理方法の御提案をさせて頂きました結果今回はお客様の車両保険を使用し修理させて頂く事になりました。まだ新車を購入されて間もないお車ですので外す部品や交換する部品はすべて交換と言う方法で修理していきたいと思います。では早速掛かって行きたいと思います。
損傷部分を近くで見てみるとホイールアーチのプレスライン部まで損傷が確認できます。逆アールやその他色々な難しいラインがある場所ですが順追って作業を進めて行きたいと思います。
凹んでいるパネルを板金していきます。今回凹みが酷いリヤフェンダー前部を鉄板がちぎれないようにはんだで引き出しその他の部分も外側より引き出し板金を行いました。プレス部分も凹んでしまっているのでその部分もしっかりと修理していきます。
パテにて細かなひずみを取りプレスラインもスッキリと再現出来ましたのでサフェーサーにてコートします。パッと見た感じではそんなに大したことが無いような作業ですが実はめちゃくちゃ時間をかけて修正しています。最近はこのような難しいラインが多く中々に苦労させられます(;^_^A
今回リヤドアとリヤフェンダーの塗装作業なのですが前途にも書きましたが外す部品はすべて外す方法で作業させて頂いていますので画像のようにリヤドアのモール、ドアハンドル、スライドドアレールカバー、テールランプ、リヤバンパーなどすべて外します。この時に再使用出来ない部品は新品に交換します。
塗装ブースにてマスキング作業を行い塗装します。もちろんすべて専用のビニールでボディ全体を覆い塗装の霧が付着しないよう細心の注意を払い作業します。今回の塗色は3コートパールですので下色の白から徐々に塗り広げて行き境目が解らない様に塗装していきます。今回も2枚目の画像のように仕上がりました。
すべての部品を組みつけ後診断機にてチェックを行います。今回バンパーを外したことによりセンサーが付いていましたのでエラーコードが出ておりました。消込を行わないとお車の履歴にいつまでも残って行しましますのでしっかりと消去します。再度診断しましたがエラーは出ませんでしたのでこれで安心です。
分解した部品を組みつけ磨き作業を行い完成致しました。難しかったプレスラインもしっかりと再現しています。今回お客様の車両保険を使用し作業させて頂きましたので前途にもありましたが事故前の状態に出来るだけ復帰するという方法で修理致しました。お車の損傷の状態やお客様のご希望によりその他の修理方法の御提案もさせて頂きますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。
今回の修理期間 7日程度
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