お客様がバック時に丁度見えにくい場所にあったポールに当ててしまい丁度リヤフェンダーの角部分とその下のカバーとリヤバンパーが変形してしまっています。外側から見た感じですとこんな感じなのですがよく見てみるとその他にも波及している箇所が有りました。
さらに良く見てみるとバックドアとリヤフェンダーの隙間が狭くなっておりスライドレールカバーは反対に広くなっています。バックドアにも少し凹みが有りどうやら角部分の凹みとは別件で後ろからの入力もあったようです。バックドアを開けてみるとリヤピラーまで損傷が有りました。今回すべて直すお見積りと最小限を直すお見積もりを作製しお客様にご提案させて頂いた所今回は最小限にて修理させて頂く事となりました。では早速掛かって行きたいと思います。
まずリヤバンパーとレールカバーを外し内部の骨格部位を修正していきます。思った以上に損傷が酷く後ろに引き作業を行いながら横方向に引くなど多方向から引き作業を行い修正しました。こうした引き作業の順番や引き具合により元通りの隙間と寸法に仕上げて行きます。
先程の骨格部位の引き作業を終え正確な寸法が出ました。リヤゲートとの隙間も左右均等になりました。リヤバンパーもずれていた箇所も内部の修正により正規の位置に収まりずれも無くなりました。今回最小限での修理ですのでリヤゲートとリヤバンパーの修理は行いません。このままの状態で取り付けます。
鈑金修正した部分の細かなひずみをパテにて修正しサフェーサーで処理します。リヤフェンダー部は小範囲の塗装で抑える為サフェーサーも出来るだけ小範囲で塗装を行いました。
塗装ブースにてマスキング作業を行い塗装を行います。今回リヤピラー内部(バックドア開口部)の塗装も必要だった為バックドアを開けた状態で塗装を行いました。新品部品のレールカバーは錆やツヤ引けの対策の為サフェーサー塗装後シルバーを塗装しクリヤーコートしました。
外していたリヤバンパーとレールカバーを取り付け磨き作業を行い完成致しました。今回最小限にて修理を行いましたのでバンパーとリヤゲートはタッチアップで補修して仕上げました。骨格部位はしっかりと直していますので各部品間の隙間はキッチリと直っています。もちろんすべて修理する方法もさせて頂きます。場合により色々な修理方法の御提案もさせて頂きますのでお気軽にお問合せ下さいませ。
今回の修理金額(部品含む)¥110,000~
修理日数 7日程度
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