提携業者様からのご依頼でアクアのお車の後続車による追突の事例です。今回は相手側の対物保険を使用しての修理ですので現状復帰の方法で修理させて頂きたいと思います。外から見た感じではリヤゲートが大きき凹み右バンパーが衝撃で外れてしまっています。詳細確認は分解しながら行っていきたいと思います。それでは早速掛かって行きたいと思います。
左側のバンパー接合部も右同様外れてしまっておりリヤフェンダーに傷が入っています。これは予想より大きな損傷になっている可能性が大きそうです。
バックドアを開けリヤフロアのボードをめくってみるとこんな感じに水が浸入しておりベタベタ状態になっておりました(-_-;)手続きの関係上事故から少し日にちが経っていましたのでのその間に雨が降り中まで侵入したと思われます。
バックパネルは全体的に押し込んでおり変形が見られます。2枚目の画像は内側から撮っているのですがリヤフロアーとの接合部が押し込まれています。パネル端部に縦に水の形が有りますのでここから水が浸入したと思われます。
バックパネルは交換ですが全体的に寸法が狂っている為引き作業を行い寸法出しを行います。引き具を取り付け引きながら周辺部の板金を行い新品のリヤゲート、テールランプを仮付けし隙間のチェックを行い作業を進めました。寸法が狂っている状態でパネルを外してしまうと取付時に「隙間が合わない」「既定の場所にパネルが沿わない」などトラブルが発生する為慎重に作業します。
変形したバックパネルを特殊なドリルにて剥がしフロアー部の板金を行い新品のパネルを溶接します。当店では出来るだけ元の状態に近づける為スポット溶接機を使用しています。溶接後新品パネルとテールランプを取り付け隙間等のチェックを行い塗装に移ります。
内部の塗装を行い新品パネルにサフェーサーを塗装後上塗り塗装を行います。今回のアクアのお車はクリヤーコートされていますので同様にベースのホワイトを塗装後クリヤーコートを塗装しています。
各部組み付け磨き作業を行い完成致しました。今回は溶接が伴った結構大掛かりな作業でしたがキッチリとした工程で作業を行っていますのでキッチリとキレイに仕上がりました。今回は紹介していないですがこの間の工程も防錆処理や水漏れ防止処理など多くの工程を行い作業しています。溶接を伴う作業の場合錆び等のリスクが大きくなる為特に気を使い作業しています。後場合によりリサイクルパーツの使用など色々なご提案もさせて頂きますのでお気軽にお問合せ下さいませ。
今回の修理日数 12日程度
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